注記の字隔

注記の字隔

注記における字隔とは、字と字との間隔を意味します。特に線記号や面記号に添える時は、字隔を十分に空けることができます。空け方は場合によりますが、注記が読みやすいのが第一です。字隔をとり過ぎて他の注記と混同されるようなら、全く意味がありません。次に「字列」について解説します。線記号や面記号を説明する時は、注記も字と字の配列を整えなければなりません。線記号に対しては、それに沿って書き入れることになりますが、面記号の場合、水平や垂直が自然な字列でしょう。もちろん面の形が斜めに長い時や、折れ曲がっている時は、その限りではありません。傾きに沿って書き入れるのは面倒な作業ですが、大きな地図でもそのように配列するのが慣例となっています。例えば経緯線の向きに合わせて配列したりするのです。字列の問題で頭を抱えるのは、「上から下」「左から右」という大原則を破った方が、見易いと考えられるケースです。このような場合、臨機応変に対応するしかありません。

さて、注記の「字斜」についても説明が必要と思われます。文字の一つ一つについてまで、傾きを考えなければならないのかと、うんざりする人もいるでしょう。しかし線記号や面記号の注記において、思わぬハプニングに遭遇することがあります。例えば線記号が曲がっている時、それに沿うように配列したとしましょう。実際に試してみると分かりますが、文字自体に傾きが無ければ階段状になり、とても読めたものではありません。もちろん階段状のままにして読み取れるケースもありますが、文字も傾かせた方が読みやすいのは確かです。慣例として、水系の記号に対しては階段状のまま注記するようです。逆に鉄道名、道路名としては、字斜を発生させるのが普通です。

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